-
紙でも保存可能?国税庁より電子取引関係のデータ保存の補足が公開
先日電子帳簿保存法の改正に関する記事を書きました。その中でも早期の対応が必要となるのが電子取引関係のデータです。紙面での証憑が残る取引と異なり、電子取引のデータは電子データでのみ保存されることから、電子帳簿保存法での保存要件を守ることが... -
リースとレンタルの違いと共通点は?会計処理はどうなるのか?
リースとレンタルの違いを聞かれることがあるのですが、会計基準的にはレンタルとリースの区別はありません。レンタルも含めた賃貸借取引はすべてリース基準で整理され、ファイナンスリースかオペレーティングリースの区分でしか処理が分かれません。しか... -
電子帳簿保存法の概要は?改正によりどのような影響があるのか?
「電子帳簿保存法」と「電子帳簿保存法施行規則」が改正され、2022年1月より証憑のスキャナ保存の要件が緩和されます。監査法人でも影響があるので色々指示が来ているのですが、具体的に何が変わるのか分かりにくいところもあるので調べてみました。という... -
IPO公開価格の設定方法に見直しが入る?過少値付け問題について
2021年9月14日付けの日経新聞に、IPOする際の公開価格の値決めの方法について見直しを行う動きがあるという記事が出ていました。具体的には公開価格の上昇を妨げる原因となっている仮条件設定の実務の見直しを検討しているようです。具体的にどういうこと... (スポンサーリンク)
-
贈与税の暦年課税と相続時精算課税の違いとは?今後改正される?
以前、贈与税の生前贈与の110万円の基礎控除が廃止になるかもしれないという話を書いたのですが、その際に暦年課税と相続時精算課税の話が出てきました。相続税も勉強したのですが、この辺りはかなり分かりにくいと思いますので、改めて調べてみました。そ... -
2021年現在の会計士のリアルな年収
最近会計士に関する記事を書いていなかったので、たまには最近の会計士の事情でも書いてみたいなと思います。今日はその中でも最近の会計士の年収について記載してみたいと思います。 【会計士の社内ポジション】 会計士の年収ですが、基本的には社内のポ... -
新収益認識基準における預り売上の会計処理
預り売上ってそもそもどういうこと?預り売上は無条件に売上計上していいの? この記事でわかること ・預り売上の意味 ・新旧会計基準での預り売上の会計処理 ・新収益認識基準で預り売上が認められるための4要件 【従来の会計基準での預り売上の会計処理... -
新収益認識基準におけるリベートの会計処理
導入初年度であり新収益認識基準の会計処理を検討する機会が多くあります。そんな中でも今回はリベートの会計処理を調べた結果を記事にしています。曖昧であった従来と異なりある程度基準で明記された形になっています。 【リベートの定義とこれまでの会計... (スポンサーリンク)
-
新収益認識基準におけるサブスクリプションサービスの会計処理
以前にサブスクリプションサービスの会計処理について記載したことがあるのですが、新たに収益認識基準が公表されていることから、新収益認識基準におけるサブスクリプションサービスのサービス提供者側の会計処理について整理したいと思います。 以前の検... -
会計士が解説する新収益認識基準における本人代理人の判定
最近仕事で新収益認識基準の本人代理人を検討する機会があったので、その際に検討した過程と気になった点を記載してみたいと思います。2021年4月以降に開始する連結会計年度から新たに適用されている新収益認識基準ですが、大型の会計基準の導入とあり私が...