忙しい??最近の監査法人の労働環境について

こんにちは。日記ならぬ月記となっていますが気にせず今日も記事を書いていきたいと思います。

この8月20日から22日まで公認会計士の論文式試験があったようです。受験された方はお疲れさまでした。私が受験したのはもう10年以上前ですが論文の時は力尽きるまで頑張ったのを覚えています。その反面、ここから発表までは一休みということでかなり気を抜いてゆっくりしていた記憶があります。

論文式試験後は受験性にはゆっくりできる期間ではあるのですが、会計士試験の場合、合格発表後にはすぐにリクルート活動が始まることから、受験生の皆さんは合格発表までにどこの監査法人で働くのかざっくりとしたイメージを持っておく必要があります。余談ですが、私が受験生の時は試験後合格発表までにリクルート活動だったのですが、ルールが変わって現在では合格発表後のリクルート活動となっているようです。

ということで、今日は会計士試験の合格者のほとんど皆さんが働く監査法人の最近の労働環境について簡単にお伝えしたいと思います。各監査法人の特色などは専門学校のOBなどにお聞きください。

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監査法人の最近の労働環境について

監査法人の最近の労働環境ですが、一言でいうと忙しいに尽きると思います。これには色々理由がありますが、大きくは仕事量と労働者数が見合っていないことが原因ではないかと思います。そんな監査法人の最近の労働環境を以下3つの忙しさ(ワークライフバランス)、経験と給料に分けて記載してみました。

忙しさ(ワークライフバランス)

上でも記載しましたが忙しいと思います。私は現在マネジャーという職位ですが、少なくとも月間80時間くらいは残業しているイメージです。月80時間程度の残業は大したことないと思う方もいると思いますが、最低80時間くらいのイメージで正確に測っているわけでもないので、決して暇な感じではないでしょう。コロナのため飲みに行く機会はほとんどないですが、飲みに行くのもためらわれるくらい忙しい感じです。

ただし、監査法人というか監査という仕事とリモートワークの相性がよく、コロナ禍の現在はリモートワークで仕事をしているメンバーも多いです。特にうちの法人では緊急事態宣言下ではリモートワーク必須となっているため、この8月も在宅で仕事をしています。その結果、通勤時間が減るので忙しさも少しはましになっている印象です。リモートワーク万歳です。

一方でリモートワークは印刷やPDF化ができない、すぐに気が緩むなどのマイナス面も多いとは思います。後者は本人のやる気次第でしょうが、前者は本当に不便です。私が事務所に行く理由の半分くらいは前者のような気もします。

このように監査法人が忙しくなっている理由ですが、圧倒的に作業量が増えているためです。近年というかずっとそうなのですが毎年のように会計や監査の基準が変わるため、作成すべき調書量が毎年増えています。これが忙しさの一番の理由と思います。パートナーはこれをどうにかすべく様々な箇所で効率化を指示しますが、ここいらの施策も限界に近い印象です。これ以上努力で効率化できる範囲は少ないのではないでしょうか。

以上の通り、総合的にみるとワークライフバランスはここ3年くらい若干悪化しているのではないでしょうか。昔のように合格者数を増やさない限り解消しないような気もします。受験生の皆さん、監査法人はまぁまぁ忙しいです。

経験

経験という意味が難しいのですが、監査法人が忙しくなったからといって労働環境に大きな変化はないと思います。大手監査法人に行けば昔と変わらず普通の監査、アドバイザリー、グローバル、金融、パブリックやIPOなど様々な分野を経験することが可能と思います。

昔に比べてアドバイザリー事業部などとの垣根も低くなってきたので異動を希望すれば簡単にそういった事業部に異動することができます。

様々な分野を経験できるというのが大手監査法人の強みではあり、そこは今も昔も変わらないため、経験という観点からは労働環境の変化はないのではないでしょうか。

給料

給料ですがこちらも忙しくなっても特に変わらない印象です。マネジャーになるまでの職位はスタッフやシニアというのですが、彼らは残業をチャージすることができるため、忙しい分ある程度の残業代がつけることができます。

ちなみに公表されているので大丈夫と思いますが、監査法人の業績はコロナ禍でも悪くないです。こちらも要因は色々ありますが、大きくは監査報酬が下がらない割に経費が下がっているためと思います。

監査報酬が下がらない理由は、監査法人の人手不足もあって他法人に見積りをとっても監査報酬が下がらない、それであれば今のままの報酬を維持しようかとなることが理由かと思います。昨今監査法人の変更というは結構当たり前になってきているのですが、上記の通り大手監査法人の人手不足はどこも当たり前の状況となっており、仮に見積りを依頼されたとしてもかなり高めに出すことが多いようです。そうなると企業からすると監査法人を変更するメリットが無いため、今の監査報酬を維持するという選択になるようです。

一方で経費が下がっているのは他の企業と同様です。リモートワークが推奨されており、また出張も規制されていますので、通勤費、旅費交通費、出張手当が大幅に減少しています。監査法人に限って言うと案外リモートワークでもできると分かってきたので、コロナが収まっても昔の様に出張が戻らないのかもしれません。

半分くらい監査法人の業績の話になっていますが、上記業績の理由もあり、賞与もここ3年くらいは逓増している印象です。その意味で給料面では労働環境は悪くはないのではないでしょうか。

ただし、これはスタッフ・シニアまでの印象です。残業がつかないマネジャーの給料水準はここ10年くらいほぼ同額にも関わらず業務量だけ増えているので時間当たり単価は悪くなっているのではないでしょうか。

会計士に監査法人勤務はお勧めできるか?

総合的には会計士として合格したのであれば一度は監査法人で働くべきかと思います。監査もそうですが他の業務も経験できるためお勧めできると思います。

それでは受験生の皆さん監査法人でお待ちしています!

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