簿記を始めた人が最初に受ける試験と言えば日商簿記検定が有名かと思います。私も会計士受験を勉強していた時に受験した記憶があります。その日商簿記検定が2020年11月からネット試験を始めたようです。
ネット試験の概要
ネット試験の概要は以下の通りです。詳細はこちらを参照ください。
ネット試験の概要 | |
いつから | 2020年12月の試験から |
対象は | 2級と3級 |
出題範囲 | 従来の紙面試験と同じ |
受験場所 | 特定の試験会場に限定 |
受験料 | 従来の紙面試験と同じ |
気になった点
個人的に気になった点を調べてみました。
試験問題は?
試験範囲については従来の紙面試験と同じようです。そのため試験問題についても紙面と特に変わりはないようです。
ただ、お金さえ払えば何回も受験することが可能なようですが、そのうち同じ問題とか出たりしないのでしょうか・・。それともかぶらないくらいにストックがあるのでしょうか。調べてみた範囲では分かりませんでした。
自宅で受験できる?
ネット試験を始めると聞いたときは自宅で受験できるのかと思いましたが、自宅で受験できるわけではないようです。あくまでネット試験対応の会場に行って受験することができるシステムの様です。
合格扱いは?
通常の紙面試験では採点もあることから合格判定まで一定期間を要しますが、ネット試験の場合には受験するとその場で合否判定が行われるようです。そして、合否についても紙面試験と同様の合格扱いとなるようです。履歴書などの資格欄にも記載できますとありました。
いつ受験できるの?
対応会場により受験できる時間が設定されているようですが、選択可能な時間であれば何時からでも受験可能なようです。
紙面受験は無くなるの?
紙面受験についても従来通り開催されるようです。特に1級については依然として紙面受験でしか対応していないようです。
最後に
一般的にネット試験と聞くと自宅で受験できるものを想像する人も多いと思いますが、今回の日商簿記検定のネット試験については会場で受験するシステムの様です。それでも時間の選択等が可能となるため受けやすくなるのではないでしょうか。