会計士あるあるなのかもしれませんが会計士が普段通勤で使用している鞄はとても重いです。鞄そのものが重い訳ではなく、持っているものが多いため重くなっています。実際何がそんなに重いのか調べてみました。
会計士の鞄が重い
単純に重さを調べてみたのですが5.0kgありました。これだけではどれくらい重いのか分かりづらいのですが、多分会計士ではない方の鞄は中身入れても2kgも無いのではないでしょうか。
なぜ重いのかは上述の通り中身が多いためなのですが、マネジャーになると現場往査が少なくなったため持っていくものは減っているはずです。そのため多少は軽くなっているはずですが、それでも重い。現場に出るシニアやスタッフはもっと重いかと思うとほんと大変です。
会計士の鞄に入っているもの
ということで、何が入っているのか調べてみたら以下のものが入っていました。
- ノートPC
- ノートPCのバッテリー
- 簡易モニター
- 携帯電話
- 筆箱
- 財布
- 本
- 電卓
- 手帳
ノートPCとそのバッテリー
この中でも圧倒的に重いのがノートPCとそのバッテリーでした。これだけで2kgくらいあります。会社支給のため自分で選ぶこともできません。それにノートPCを持たずに往査に行く会計士もまずいないでしょう。そのため、PCはどう考えても減らすことのできない必須の携行品となっています。
簡易モニター
次に重いのがこの簡易モニターです。800gくらいありました。デュアルディスプレイだと作業効率が上がるためセカンドモニターを使用している会計士は多いです。
事務所にいるときは備えつけの大きなモニターを使用して作業できますが、現場に大きなモニターを持っていくわけにもいきません。そのため、簡易の8インチくらいのモニターを持ち運んでいます。これも減らすことができないのかなと思います。
それ以外
後はこまごましたものがたくさん入っています。シニアの時までは筆箱に加えてホチキスやらハサミ等の文房具も持ち歩いていましたが、マネジャーになってからは事務所に置いているために持ち歩いていません。これらの文房具も色々集まるとそこそこの重さがあった気がします。
普段本も2冊くらい持ち歩いているのですがこれも重い気がします。電子書籍にすれば軽くなるのでしょうが、本は未だに書面で読みたい方のため書籍を持ち歩いています。
最後に
現在多くの監査法人では監査調書を電子データで作成していますが、10年くらい前までは監査調書を紙面で作成していました。その時代には大量の紙面調書が存在していたことから、これらの紙面調書を現場に運ぶ必要があり、40L等の大型のスーツケース複数台に大量の紙面調書を入れて現場まで運んでいたのです。
10年程前に調書が電子化されたことから紙面調書の数が減り、スーツケースで大量に紙面調書を運ぶ必要はなくなりました。そのためかなり大きな会社の監査チーム以外はスーツケース1台で十分調書を運べるはずです。その結果、ほとんどのメンバーは個人の鞄だけ持っていればいいので、あまり鞄の重さを気にする必要もなくなりました。
それでもノートPCを必ず持ち歩くなど、会計士の鞄は一般事業会社の従業員と比較して未だに重いと思います。だからなのか男性会計士の鞄は似たり寄ったりな気がします。そして、会計士からすると街中で歩いている他の会計士っていまだになんとなく分かったりします。これも鞄などから判断しているからなのでしょうか?
とりあえず個人的にはもっと軽くなってほしいと感じる会計士の鞄。いつか、ブリーフケースくらいの鞄で往査したいものです。
以上、会計士の鞄はどうして重いのか?という記事でした。